シフォンケーキと焼き菓子の工房「YUMMY FACTORY chick(ヤミー・ファクトリー・チック)」(水巻町二東)が6月14日、工房での販売を始めて3周年を迎えた。
店主の高塚日奈子さんは当初、同所でパン教室を開いていた。受講者から「お菓子も習いたい」という声が寄せられたことをきっかけに、菓子作りを始めたという。製菓専門学校で実習助手として勤務した経験もあり、シフォンケーキを学び直してレッスンを始めると、今度は「買った方が早い」という声が届くようになった。「じゃあ、工房を作ろう」と、自宅の一角を改装。パントリーだった場所を改装した工房兼店舗で、シフォンケーキや焼き菓子、タルトなどを製造・販売する。
現在は誕生日ケーキなどの受注生産が全体の7~8割を占める。店頭販売は当初、水曜のみだったが、「平日は行けない」という客の声を受け、土曜日の営業も調整している。営業日や予約受け付けはインスタグラムで知らせ、予約枠が埋まり次第、締め切る。
シフォンケーキは、教室時代から続く同店の定番商品で、季節の果物を使ったサンドやタルトもラインアップ。最近はマンゴーや桃など、季節感のある商品も展開している。
マルシェ出店も続けており、出店先で同店を知る客も多い。高塚さんによると、最近出店した「ぐんぐんマルシェ」では50人近くが列を作ったという。来店順を巡る行き違いを避けるため、店頭販売では整理券も導入している。
高塚さんは「イベントで並んでくれたお客さまから、『インスタ見ています』『この前買ったものがおいしかった』などと声をかけてくれるのがうれしい。今は子育てをしながら家族でやっている、この形が合っている。お客さまとの距離が近いのも、この形だからこそ。細く長く、声に応え続けていきたい」と意気込む。
営業日やイベント出店情報はインスタグラムで知らせる。