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キッチンカー「かなむすび」が遠賀町に実店舗 古民家でカフェとマルシェ

ランチプレート(写真提供=KANAMUSUBI.)

ランチプレート(写真提供=KANAMUSUBI.)

 古民家を改装したカフェ「KANAMUSUBI. cafe & market」(遠賀町木守)が5月22日にオープンし、8月22日で3カ月を迎える。

店主の小島香名子さん

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 店主の小島香名子さんは、子ども食堂への関心をきっかけに飲食店の開業を考えた。店舗を構えるには資金面でのハードルがあったことから、まずはキッチンカーで始めることを決め、2020年9月におむすびのキッチンカー「かなむすび」を開業。コロナ禍の中、出店場所の確保などに苦労しながらも、SNSを通じて出店依頼が増え、約6年間各地で営業してきた。

 実店舗を持つため約3年間物件を探し、知人の紹介で現在の古民家に出合った。夫や知人の大工、外構業者らの協力を得て改装。雪見障子や土壁など元の造りを残し、床の間をスクリーンとして活用するなど、古民家の特徴を生かした店内に仕上げた。

 ランチは、豚、鶏、鮭からメインを選ぶ「ランチプレート」(1,600円)と、ドリンクとデザートが付く「ランチプレートセット」(2,000円)を用意する。メインはこうじに漬け込んで蒸し焼きにし、遠賀郡産米や町内外の農家から仕入れる季節の野菜、味宝卵(鞍手郡鞍手町)、マルヨシ醤油(宗像市上八)のみそなどを使う。メイン料理に添える「フミ子の生柚子胡椒」は、購入先を尋ねる客が多かったことから店頭販売も始めた。

 店内には、町内外で作られた商品や、これまでマルシェなどを通じてつながった作家によるアクセサリー、布小物などを販売するスペースも設ける。毎月15日にはマルシェを開き、キッチンカーやハンドメード作家などが出店する。

 店名は、お守りなどに使われる結び方の一つ「叶結び」にちなむ。結び目の表側が「口」、裏側が「十」に見えることから「叶」の字を表すとされる結び方で、小島さんはキッチンカーを通じて多くの人とつながり、実店舗を持つ夢がかなった自身の歩みを重ねたという。

 小島さんは、「キッチンカー時代から築いてきた人との縁を大切にしながら、地域の商品や人を紹介できる場所にしていきたい」と話す。
 営業時間は11時~15時。9月4日から金曜・土曜は18時~21時の夜営業も行う。

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