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中間市民図書館で原爆の絵画展 高校生が証言者の記憶描く

原爆の絵画展の様子

原爆の絵画展の様子

 被爆体験証言者と高校生が共同制作した作品を紹介する「原爆の絵画展」が8月1日~16日、中間市民図書館(中間市蓮花寺3)で開かれる。

中間市民図書館入口左側の展示品

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 中間市が平和事業の一環として開く同展。2009(平成21)年度に同市が平和首長会議に加盟し、平和事業の実施を検討したことをきっかけに、2010(平成22)年度に初めて開催した。今回で13回目。2022年度から同館を会場にしており、前年度までは7日間前後の開催だったが、来場者から好評だったことを受け、同館から開催期間の延長について相談があり、今回は14日間に延ばした。

 会場では、広島市立基町高校創造表現コースの生徒が被爆体験証言者の記憶に残る光景を描いた「原爆の絵」35点を展示する。証言者と生徒が対話を重ね、写真に残されていない光景や、言葉だけでは伝わりにくい体験を絵で表現した作品を紹介する。

 併せて、原子爆弾がもたらした影響を小中学生などの若い世代に向けて伝えるポスター「ヒロシマを知ろう!!8月6日、きのこ雲の下で」17点を展示する。展示数は合わせて52点。

 中間市総務部安全安心まちづくり課の稲岡京吾さんが注目してほしい作品として挙げるのは「瓦礫(がれき)の上を歩く親子」。原爆投下後の焼け野原で、道も分からないほど積み重なったがれきの上を進む親子を描いた作品で、稲岡さんは「焼け野原の中を歩いている親子の姿が印象に残った」と話す。

 期間中は、戦争や平和について視覚だけでなく、話や本からも学んでもらおうと、戦争と平和に関する本を集めた特集コーナー「戦争と平和を考える」も設ける。8月2日には、なかま朗読の会「朗めぐり」による朗読会「平和へつなぐ物語」を行う。

 稲岡さんは「被爆体験や戦争体験を直接語れる人が少なくなる中、改めて戦争の悲惨さを学び、世界各地で戦争が起きている今、『戦争は絶対にしてはいけない』という思いを、より多くの人に持ってもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~19時。8月3日・10日は休館。朗読会は8月2日14時~15時30分。入場無料。

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