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中間東小6児童、地元の世界遺産学ぶ 遠賀川水源地ポンプ室を題材に

クイズに手を挙げる6年生

クイズに手を挙げる6年生

 世界遺産「明治日本の産業革命遺産」について学ぶオンライン講座「世界遺産キッズアカデミー」が6月26日、中間市立中間東小学校(中間市中尾4)で行われた。

オンラインで他校の児童と交流する様子

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 同アカデミーは、「明治日本の産業革命遺産」福岡県世界遺産連絡会議(福岡県、北九州市、大牟田市、中間市)が、世界遺産への理解を深めてもらおうと2021年度に始めた学習事業。今年で6年目となる。福岡県内の構成資産がある地域の小学生が、専門家によるオンライン講座で各資産の歴史や価値を学び、12月には学習成果をオンラインで発表する。

 本年度は、北九州市立槻田小学校、大牟田市立駛馬小学校、中間市立中間東小学校の6年生が参加。第2回となる今回は、中間市にある構成資産「遠賀川水源地ポンプ室」をテーマに、中間東小の6年生74人が授業を受けた。

 講師は熊本学園大学の市原猛志さん。同講座では、世界遺産条約や「明治日本の産業革命遺産」の概要を振り返った後、官営八幡製鐵(てつ)所と水の関係、遠賀川水源地ポンプ室の役割などを紹介した。遠賀川水源地ポンプ室は1910(明治43)年に稼働を始め、遠賀川の水を八幡製鐵所へ送るために整備された施設。製鉄に大量の水が必要だったことや、現在も同じ目的で機能し続けていることなどが説明された。

 児童はクイズに答えたり、メモを取ったりしながら受講。熊本県の通潤橋や水車、蒸気機関車、河内貯水池などを例に、水が人々の暮らしや産業を支えてきた歴史を説明。蒸気機関車を動かすために必要なものを問われると、児童が答えを考えながら、石炭と水を使って蒸気を発生させる仕組みを学んだ。

 森秀輔校長は「校区内に世界遺産があるのはとても恵まれた環境だが 、地元にありながら子どもたちが触れ合う機会は多くない。この授業を通して世界遺産への関心が高まり、地域の中にある価値のある構造物にも興味を持てる。いい学習の機会になっている」と話す。

 授業を受けた女子児童は「ポンプ室について知ることができて良かった。地元に世界遺産があることは誇らしい。日本のたくさんの人にもっと知ってもらいたい」と意欲を見せる。

 次回は7月3日、大牟田市の「三池炭鉱・三池港」をテーマにオンライン講座を行う。

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